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募集要項

Admissions

アンカー 1

WINGS環境調和農学国際卓越大学院教育プログラム

令和6(2024年度 )募集要項

大学院農学生命科学研究科

1.プログラムの目的

 人口の増加と人間活動の拡大に伴う環境負荷の増大による環境劣化が、人類社会の将来を不確実なものとしている。

 人類は人口増加を支える食料増産のために、土地利用形態の大規模な変更(森林を農地へ)や、エネルギー、農薬及び肥料を大量に投下する集約的農業の拡大などを行った。その結果、環境や生態系の改変をもたらし、それは気候変動の一因となったが、気候変動の顕在化は降雨パターンの変化などによって農林水産業やその他の生態系サービスにも負の影響を与えることが危惧されている。

 アジアやアフリカの途上国では人口増加と経済発展により食料や生物資源の需要が増大することが予測され、先に述べた要因は今後とも解消されることはなく、むしろ増大することが考えられる。

 この現状を鑑み、今日の農学の使命は、気候変動下において農林水産業の生産性を高め、かつ、環境負荷を最小限に抑えるという挑戦的な課題を、地球規模で克服することにある。

 この課題を解決するには、さまざまな技術開発:地球環境変動およびその影響のモデリング、オミックス情報の作物育種への応用、ICTによる作物栽培管理、自動運転機械による生産性向上、リモートセンシングによる違法伐採監視など、が個別に進められるのではなく、それぞれの専門分野が課題を共有し、同じ目的に向かって研究の方向性を定めることが必要である。

 また、農地や森林の適正な配置などの土地利用の再構築や、食品ロスを減らす流通や消費の適正化、生物生産がもたらす環境負荷の評価(LCA)など、社会システムに関わる課題の解決、さらには効率的な栄養摂取を目指した完全栄養食、健康寿命延伸のための機能性食品の開発も必要であり、社会と連携し一体となって人を取り巻く地球環境システムの理解と改革を進める人材が求められている。

しかし、農業生産現場などの経験知(農学知)と最先端情報技術を備えたデータ駆動型農学を担う人材は圧倒的に不足している。本国際卓越大学院プログラムでは、農学生命科学研究科、学際情報学府および新領域創成科学研究科が連携して農学知と先端的な情報科学を融合した教育を行うことにより、求められる人材の育成を行う。

2.養成する人材像及び備える能力

(1)プログラムが養成する人材

  多様なステークホルダーと協創することにより、持続可能な生物生産

 と地球環境保全を可能とする、農学知と最先端情報技術を備えた人材

(2)プログラム終了時に学生が備える能力

 ・農学における高い研究能力と先端的な情報科学技術力

 ・多様な専門家と協働して持続可能な生物生産に関わる事業を、地球環 

 境への負荷を考慮しながら企画、実行できる実践力

 

3.応募可能な学生、募集人員、採用時期等

応募資格:

(a)東京大学大学院農学生命科学研究科、学際情報学府、新領域創成科学

      研究科修士課程(1年生及び2年生)または獣医学博士課程1年生に在

      籍する者(2024年10月時点)

(b)2023年4月、2023年10月または2024年4月に入学した者

応募要件:

 ・ 所属する専攻の博士後期課程に進学すること(獣医学博士課程在学者 

  を除く)

    ・本プログラムに採用後、日本学術振興会(JSPS)特別研究員に応募す

    ること。また、採択された場合でも本プログラムに引き続き在籍するこ

    とを確約すること

    ・本プログラムに所属することについて、所属の研究科・学府および指

    導教員が了解すること

了解事項:

    ・本プログラムの趣旨や修了要件を十分に理解すること

募集定員:10名(予定)

プログラム生採用開始時期:2024年10月

4.選抜方法、日程

(a)標準修業年限内で修了要件を満たすことができる資質を以下により評

      価、選抜する。

        (1)英語

        (2)口述試験(現代社会の状況認識と持続可能な地球社会の構築のた

              めに農学が果たすべき役割など、農学に関わる俯瞰的な視野と関連

              知識の量、論理的思考力などを問う。)

         (3)書類選考(同上)

(b)日程(※)

           口述試験:令和6(2024)年7月23日(火)(約30分間)

【注】

    ※時間及び場所については後日メールにより通知する。なお、書類選考

    の結果によっては、口述試験を実施しない場合がある。その場合もメー

    ルにより通知する。

    ※英語の試験は、個人で受験したTOEFL iBTのスコアまたは大学院入学

 試験時の英語成績(農学生命科学研究科に所属する学生のみ)により審査する。

 

5.申請書類、申請期間、申請先、採否決定時期

申請書類:申請書類(様式1)、英語成績(様式2)、指導教員の推薦書

     (様式3)

     なお、必要に応じて追加書類の提出を求める場合がある。その   

    場合は個別に通知する。

 ※個人で受験したTOEFL iBTのスコアは、申請時から2年以内のOfficial   

 Score Reportとする。Official Score Reportの提出が間に合わない場合は、

 Test Taker Score Reportを提出しても良い。なお、提出されたスコアをオンライン上でETS

 が保有しているOfficial Score Reportと照合するので、必ずOfficial Score Report

 の送付手続きを行うこと。

     <公式スコア送付請求DI(Designated Institution)コード:1113>

 ※農学生命科学研究科の大学院入学時の英語成績を提出する者は、様式

 2の提出に加え、教務課学生支援チーム大学院学生担当で「証明書交付

 願」を提出すること。

申請期間:令和6(2024)年6月26日(水)~6月28日(金)

申 請 先:113-8657 

      東京都文京区弥生1-1-1、農学部3号館1階

    東京大学大学院農学生命科学研究科

                教務課学生支援チーム(国際卓越大学院担当)大学院学生担当窓口

      窓口受付時間(9:00-12:00、13:00-17:00)、

                  郵送も可(6/28 、17:00 到着のものまで)。

                  学生支援チーム(大学院学生担当)窓口

 〇採否発表は2024年8月上旬を予定している(後日、通知する)

 

6.プログラム科目の特色

必修科目:「農学現象の数理科学的理解」(2単位)は、農林水産業におけ

     る生物生産や環境影響などの原理を理解し、農学知と情報科学

     の融合のための基礎力を養成する。

選択必修科目:「ワン・アーソロジーⅠ~Ⅲ」及び「環境調和実学研修Ⅰ~

     Ⅲ」(各2単位)は、 (1)課題発見力の養成と農学の社会的役割

     の理解の深化、(2)企業や行政などの実社会における意志決定・

     合意形成過程の理解、(3)自身の専門性を活かした社会実装の実

     践やそのための能力の養成を図る。

選択科目:農学生命科学研究科共通科目を主体とし、分野融合、情報処理

     等の知見を得る。

 

7.履修・修了要件

(1)次表の共通科目より合計12単位を取得すること

 開講研究科   授 業 科 目   単位数

【必修科目】

 農学生命科学 農学現象の数理科学的理解 2

【選択必修科目】(4単位以上)

 農学生命科学 ワン・アーソロジーⅠ 2

 農学生命科学 ワン・アーソロジーⅡ 2

 農学生命科学 ワン・アーソロジーⅢ 2
 農学生命科学 環境調和実学研修 2

    農学生命科学 環境調和実学研修 2

    農学生命科学 環境調和実学研修 2

【選択科目】 

 農学生命科学 生物配列解析基礎 1

 農学生命科学 ゲノム情報解析基礎 1

 農学生命科学 バイオスタティスティクス基礎論 1

 農学生命科学 知識情報処理論 1

 農学生命科学 生物配列統計学 1

 農学生命科学 分子モデリングと分子シミュレーション 1

 農学生命科学 オーム情報解析 1

 農学生命科学 機能ゲノム学 1

 農学生命科学 システム生物学概論 1

 農学生命科学 構造バイオインフォマティクス基礎 1

 農学生命科学 フィールドインフォマティクス 1

 農学生命科学 農学生命情報科学特論Ⅰ 1

 農学生命科学 農学生命情報科学特論Ⅱ 1

 農学生命科学 農学生命情報科学特論Ⅲ 1

 農学生命科学 農学生命情報科学特論Ⅳ 1

 農学生命科学 農学生命情報科学実習Ⅰ 1

 農学生命科学 農学生命情報科学特別演習 1

 農学生命科学 食の科学ゼミナールⅠ 2

 農学生命科学 食の科学ゼミナールⅡ 1

 農学生命科学 食の科学ゼミナールⅢ 2

 農学生命科学 バイオマス利用研究特論Ⅰ 2

 農学生命科学 バイオマス利用研究特論Ⅱ 2

 農学生命科学 バイオマス利用研究ゼミナールⅠ 1

 農学生命科学 バイオマス利用研究ゼミナールⅡ 1

 農学生命科学 国際農業と文化ゼミナール 2

 農学生命科学 国際農業と文化実習 4

 農学生命科学 生物多様性と農業 1

 農学生命科学 自然再生事業モニタリング実習 1

 農学生命科学 農学における情報利用ゼミナール 1

 農学生命科学 Writing a Research Proposal 2

 農学生命科学 Writing a Research Article 2

 農学生命科学 サイエンスコミュニケーション 1

 農学生命科学 サイエンスコミュニケーション演習 1

 農学生命科学 共生型新産業創出コロキウム 1
 農学生命科学 大学におけるイノベーションと社会実装 1

 新領域創成科学 研究倫理/医療倫理Ⅰ 1

    新領域創成科学 創薬データサイエンス概論 1

 新領域創成科学 生物データマイニング特論 1

 新領域創成科学 生物情報ソフトウェア特論 1

 新領域創成科学 基礎講義Ⅰ 2

 新領域創成科学 科学技術倫理討論演習 2

 新領域創成科学 生命科学実験解析学 1

 

(2)所属する部局・課程の修了単位(農学生命科学研究科であれば修士

 

        課程30単位、博士後期課程20単位、獣医学博士課程32単位)を

        取得すること

(3)修士論文(獣医学を除く)、博士論文審査に合格すること

8.評価

【IR】

修士1年終了時、博士1年および2年終了時にIRを行う。

 (1)研究進捗状況

 (2)単位取得状況

 (3)環境調和農学プログラム生としての活動

【QE】

修士修了時点にはQEを行う。

 (1) 修士論文審査(獣医学については相当するもの)に合格していること
 (2) 単位取得状況(例えば、必修2単位+選択必修2単位)
 (3) 環境調和農学の理解度と博士課程での展望(口述)

【FE】

最終年度にプログラム修了認定評価(FE)を行う。
 (1)博士論文審査に合格していること
 (2)必要な単位を取得していること
 (3)インターンシップや留学での経験や学位論文研究の成果に基づく事業案の提示と質疑応答)

9.奨励金

 月額18万円(令和6(2024)年10月から卓越RAに雇用、最大で、修士課程は6月、12月または18月、博士課程は36月、獣医学博士課程は42月支給)

 なお、IR、QEの結果、減額または支給停止の場合がある。

 また、日本学術振興会(JSPS)特別研究員、他の高額な奨学金等に採用された場合、奨励金の支給は停止となる。

10.本プログラムの実施組織、プログラム担当者

 ・農学生命科学研究科に協力講座を設置している研究所等

 大気海洋研究所、定量生命科学研究所

 ・兼担教員がいる研究科等:新領域創成科学研究科、学際情報学府

 ・農学生命科学研究科と教育に関する協定を締結している研究機関

  (国研)農業・食品産業技術総合研究機構、(国研)森林研究・整備機構、(国研)国際農林水産業研究センター、(国研)水産研究・教育機構、(国研)国立環境研究所、(国研)理化学研究所、(国研)海洋研究開発機構、(国研)産業技術総合研究所 

研究科長(Professor)中嶋 康博

副研究科長(Professor)芳賀 猛

副研究科長(Professor)東原 和成

生産・環境生物学(Professor)青木 直大

応用生命化学(Professor)鈴木 道生

応用生命工学(Professor)西山 真

森林科学(Professor)伊藤 昭彦

水圏生物科学(Professor)岡田 茂

農業・資源経済学(Professor)安藤 光義

生物・環境工学(Professor)細井 文樹

生物材料科学(Professor)横山 朝哉

農学国際(Professor)松本 安喜

生圏システム学(Professor)安田 仁奈

応用動物科学専(Professor)田中 智

獣医学(Professor)金井 克晃

新領域創成科学(Professor)永田 晋治

学際情報学府(Professor)越塚 登

 

11.連絡事務局

農学生命科学研究科教務課

Tel. 03-5841-5003

Email  noutakuetsu.a@gs.mail.u-tokyo.ac.jp

World-leading Innovative Graduate Study Program

of the Sustainable Agriculture Education Program

(Application Guidel ines for FY 2024 )

Graduate School of Agricultural and Life Sciences (GSALS)

 

1. Program Objective

Rapid population growth and expansion of human activities have placed significant strain on the environment, and the resulting environmental degradation is now threatening the future of humanity.

In order to increase food production to support the booming population, forests are being converted into agricultural lands and intensive farming is spreading around the world, inducing changes to ecosystems and affecting the climate. It is now feared that the shift in rainfall patterns caused by climate change will have a negative impact on agriculture, forestry, and fishery industries and ecosystem services.

Population will continue to expand and the economy will continue to grow in developing countries, creating more demand for food and biological resources. Damaging factors of the environment are less likely to diminish and more likely to increase.

In view of the current situation, Agricultural Science is faced with a challenging problem of increasing food productivity while reducing the environmental burden on a global scale, all under the changing climate.

To curve out a solution for this grave problem, experts from specialized fields need to come together to develop advanced technologies such as modeling the effect of climate change, adaptation of omics information on crop breeding, crop management using ICT, increasing productivity by automatic operating machines, monitoring illegal logging by remote sensing, etc. and work toward the common goal of creating a sustainable future.

It is also imperative to address problems pertaining to social systems such as reconstructing optimal land use by adequate allocation of forest and farmland, optimizing distribution and consumption to avoid food waste, and assessing the environmental load of food production (LCA), as well as develop complete nutritional diets for efficient nutritional intake and functional foods for extending healthy life span. There is a dire need for professionals who can work together with society to promote understanding and reform the global environmental systems surrounding people.

As of now, there are few people with expertise in practical agriculture as well as knowledge on data-driven Agricultural Science empowered by the most advanced Information Technology. It is the mission of the Graduate School of Agricultural and Life Sciences, Graduate School of Interdisciplinary Information Studies and the Graduate School of Frontier Sciences, to provide, through this program, an education integrating Agricultural Science and advanced Information Science, with a goal to produce skilled scientists who are indispensable today.

 

2. Development of Human Resources

(1) Highly Skilled Specialists

This program aims to foster experts specializing in sustainable biological productivity, realizing global environmental conservation, and acquiring expertise in practical Agricultural Science and cutting-edge Information Technology skills, by collaborating with diverse stake holders.

 (2) Expected Skills at the Program Completion

・High-level research capabilities in Agricultural Science and innovative Information Science Technology skills

・Capabilities of planning and directing sustainable biological productivity-related business through close partnerships with diverse professionals, carefully considering global environmental damage.  

 

3. Prerequisite

Qualifications:

(a)Those who are currently enrolled in the first year in “Master’s course” (first and second year students), Graduate School of Agricultural and Life Sciences(GSALS), Graduate School of Interdisciplinary Information Studies, or Graduate School of Frontier Sciences, or “Doctoral Course in VMS”, GSALS, as of October, 2024.

(b) Those who enrolled in April,2023, October,2023, and April,2024.

Requirements:

・ Applicants must pursue a doctoral degree in the Department they belong to (except for students enrolled in the “Doctoral Course in VMS”, GSALS).

・ Applicants must apply for JSPS Research Fellowship for young scientists.

*Successful applicants must remain in this program in the case when they are selected as a JSPS Research Fellow.

・ Applicants must obtain the supervising professor’s approval.

Important Note:

・Be sure to fully understand the program objective and completion requirements

Annual Acceptance: 10

Starting Date: October, 2024

4. Selection Methods

  • Qualities that enable students to fulfill the requirements for completion within the standard term of study will be evaluated and selected according to the following criteria.

(1) English

(2) Oral Interview

  • The role of Agricultural Science in solving contemporary social issues and shaping a sustainable global society

  • Open perspective and immense knowledge related to Agricultural Science

  • Logical/critical thinking abilities

(3) Application Screening

  • Test Dates

Oral exam:Tuesday, July 23, 2024 , (About 30 minute)

【Notes】

  • Details of test dates and venue will be sent by mail later.

  • Depending on the results of the written exam and screening of the application, an interview may not be conducted. Those applicants will be notified by mail.

  • The English examination will be reviewed based on the TOEFL iBT score taken by the individual or the English score at the time of the graduate school entrance examination(only for students affiliated with the Graduate School of Agricultural and Life Sciences)..

 

5. Application procedures

 

Application Documents:

Form 1, Form 2(English grade), Form 3(Recommendation letter from Supervisor)

*If necessary, there may be cases where additional documents are required.

*The TOEFL iBT score taken by the individual must be an Official Score Report dated within two years of the time of application. If the Official Score Report cannot be submitted in time, the Test Taker Score Report may be submitted. You must also be sure to complete the procedure for sending the Official Score Report, as we will be checked against the Official Score Report held by ETS online.

<Official Score Request DI Code : 1113>

*Those who submit your English grade at the time of graduate school entrance examination for the Graduate School of Agricultural and Life Sciences, please submit the "Application for Certificate" at DAIGAKUIN GAKUSEI TANTOU, Academic Affairs Division.

Application period: Wednesday, June 26 -Friday, June 28, 2024

(Bring the application documents in person or send them by mail. If you send them by mail, it must arrive on June 28th.)

Postal Address:

Academic Affairs Division (Sustainable Agriculture Education Program)

Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo

1st Floor, Agriculture #3 Bldg. 1-1-1, YAYOI, BUNKYO-KU, TOKYO 113-8657 JAPAN  

Office Hours: 9:00- 12:00 a.m.  1:00- 5:00 p.m. p.m. Mailing is also acceptable (until 6/28, 5:00p.m. arrival).

Acceptance notifications are scheduled for early August, 2024 (to be notified at a later).

 

6. Course Highlights

Compulsory Subjects: Mathematical sciences in agriculture (worth 2 credits)

 Those enrolled in this program are expected to learn the principles of biological productivity and environmental impact in the agriculture, forestry, and fishery industries and to learn fundamental aspects of integration of Agricultural Science and Information Science. 

Compulsory Elective Subjects: One EarthologyⅠ~Ⅲ and Practical Training in the Sustainable Agriculture Education ProgramⅠ~Ⅲ (worth 2 credits respectively)

(Ⅰ) enables students to acquire problem-finding skills and deeply understand the social role of Agricultural Science

(Ⅱ) enables students to improve decision-making abilities and consensus-building process       in a business internship setting

(Ⅲ) enables students to develop expertise through hands-on experience 

 Elective Subjects:

   Common subjects of Graduate School of Agricultural and Life Sciences

   e.g. relevant fields, and information processing, etc.

 

​7. Requirements for Program Completion

(1) Earn 12 credits in total from the specified list of common subjects below.

Department, Subject, Credits

【Compulsory subject】

Agricultural and Life Sciences, Mathematical sciences in agriculture, 2

【Optional compulsory subject】(4 units or more)

Agricultural and Life Sciences, One Earthology Ⅰ, 2

Agricultural and Life Sciences, One Earthology Ⅱ, 2

Agricultural and Life Sciences, One Earthology Ⅲ, 2

Agricultural and Life Sciences, Practical Training in the Sustainable Agriculture Education Program Ⅰ, 2

Agricultural and Life Sciences, Practical Training in the Sustainable Agriculture Education Program Ⅱ, 2

Agricultural and Life Sciences, Practical Training in the Sustainable Agriculture Education Program Ⅲ, 2

【Elective subject】 

Agricultural and Life Sciences, Sequence Statistics and Mathematical Biology, 1

Agricultural and Life Sciences, Introduction to Genome Informatics

,1

Agricultural and Life Sciences, Introduction to Biostatistics, 1

Agricultural and Life Sciences, Knowledge Information Processing, 

1

Agricultural and Life Sciences, Sequence Statistics and Mathematical Biology, 1

Agricultural and Life Sciences, Molecular Modeling and Simulation

, 1

Agricultural and Life Sciences, Omics Analysis, 1

Agricultural and Life Sciences, Functional Genomics, 1

Agricultural and Life Sciences, Introduction to Systems Biology, 1

Agricultural and Life Sciences, Introduction to Structural Bioinformatics, 1

Agricultural and Life Sciences, Field Informatics, 1

Agricultural and Life Sciences, Special Lectures on Agricultural Bioinformatics Ⅰ, 1

Agricultural and Life Sciences, Special Lectures on Agricultural Bioinformatics Ⅱ, 1

Agricultural and Life Sciences, Special Lectures on Agricultural Bioinformatics Ⅲ, 1

Agricultural and Life Sciences, Special Lectures on Agricultural Bioinformatics Ⅳ, 1

Agricultural and Life Sciences, Special Lectures on Agricultural Bioinformatics Ⅰ, 1

Agricultural and Life Sciences, Research Exercise on Agricultural Bioinformatics, 1

Agricultural and Life Sciences, Food Science Seminar Series Ⅰ, 2

Agricultural and Life Sciences, Food Science Seminar Series Ⅱ, 1

Agricultural and Life Sciences, Food Science Seminar Series Ⅲ, 2

Agricultural and Life Sciences, Topics in Biomass Utilization Research Ⅰ, 2

Agricultural and Life Sciences, Topics in Biomass Utilization Research Ⅱ, 2

Agricultural and Life Sciences, Biomass Utilization Research Seminar Ⅰ, 1

Agricultural and Life Sciences, Biomass Utilization Research Seminar Ⅱ, 1

Agricultural and Life Sciences, Seminar for Global Agriculture and Culture, 2

Agricultural and Life Sciences, Practices in Global Agriculture and Culture, 4

Agricultural and Life Sciences, Biodiversity and Agriculture, 1

Agricultural and Life Sciences, Training in Nature Restoration Operation Monitoring, 1

Agricultural and Life Sciences, Agro-Informatics Seminar, 1

Agricultural and Life Sciences, Writing a Research Proposal, 2

Agricultural and Life Sciences, Writing a Research Article, 2

Agricultural and Life Sciences, Science Communication, 1

Agricultural and Life Sciences, Seminar in Science Communication, 1

Agricultural and Life Sciences, Colloquium on the Creation of New Earth
Orientated Industries, 1
Agricultural and Life Sciences, Innovation and Social Implementation in University, 1

Frontier Sciences, Research Ethics and Clinical Ethics I, 1

Frontier Sciences, Basic Lecture for Data Science for Drug Development, 1

Frontier Sciences, Data Mining for Biology, 1

Frontier Sciences, Software and Algorithm Design for Biology, 1

Frontier Sciences, Fundamental Course I, 2

Frontier Sciences, Debate on Ethics in Science and Technology, 2

Frontier Sciences, Statistical Analysis for Biosciences, 1

 

​ (2) Confirm the required credits for each Graduate School

 

e.g. Master’s program : 30 credits  Doctoral program: 20 credits

Doctoral course in Veterinary Medical Sciences: 32 credits (GSALS)

 (3) Pass the Master’s/PhD thesis examination (PhD only in VMS)

 

8. Evaluation

QE(Qualifying Examination), FE(Final Examination Examination)and IR(Interim Review Review)

IR conducted at the end of M1, D1 and D2 (D1, D2, D3 in VMS)  

(1)Research progress

(2)Current number of credits earned

(3)Academic achievements in Sustainable Agriculture Education Program

QE conducted at the completion of Master’s program

(1)Results of Master's thesis assessment (or equivalent for VMS students)

(2)Current number of credits earned

e.g. Mandatory Subjects 2 credits+ Elective Subjects 2 credits

(3)Level of understanding of Sustainable Agriculture and PhD course planning (oral exam)

FE conducted in the final year

(1)Results of PhD dissertation defense examination

(2)Completion of required credits for a PhD 

(3)Report on internship or study abroad experience and business proposal based on degree thesis research results

 

9. Incentive Grant

Monthly stipend: 180,000 yen (Starting from October, 2024)

Duration(Maximum):

6, 12 or 18 for the Master's program, 36 for the Doctoral program, and 42 for the Doctor of

Veterinary Medicine

As a result of IR,QE, this stipend may be reduced or cancelled.

If you are selected as a JSPS Research Fellow, or another grant scholar, this grant will be cancelled.

 

10. Related Organization, Faculty Members

・Graduate School of Frontier Sciences, Graduate School of Interdisciplinary Information Studies

・Atmosphere and Ocean Research Institute、institute for quantitative biosciences

・National Agriculture and Food Research Organization、Forest Research and Management Organization、Japan International Research Center for Agricultural Sciences 、Japan Fisheries Research and Education Agency、National Institute for Environmental Studies、RIKEN、Japanese Agency for Marine-Earth Science and Technology、National Institute of Advanced Industrial Science and Technology

 

Dean (Professor) NAKASHIMA Yasuhiro

Deputy dean(Professor)HAGA Takeshi

Deputy dean(Professor)TOUHARA Kazushige

Agricultural and Environmental Biology(Professor)AOKI Naohiro

Applied Biological Chemistry(Professor)SUZUKI Michio

Biotechnology(Professor)NISHIYAMA Makoto

Forest Science(Professor)ITO Akihiko

Aquatic Bioscience(Professor)OKADA Shigeru

Agricultural and Resource Economics(Professor)ANDO Mitsuyoshi
Biological and Environmental Engineering(Professor)HOSOI Fumiki

Biomaterial Sciences(Professor)YOKOYAMA Tomoya

Global Agricultural Sciences(Professor)MATSUMOTO Yasunobu

Ecosystem Studies(Professor)YASUDA Nina

Animal Resource Sciences(Professor)TANAKA Satoshi

Veterinary Medical Sciences(Professor)KANAI Yoshiakira

Frontier Sciences(Professor)NAGATA Shinji

Interdisciplinary Information Studies(Professor)KOSHIZUKA Noboru

 

11.Contact Information

Academic Affairs Division, Graduate School of Agricultural and Life Sciences

Tel. 03-5841-5003

Email  noutakuetsu.a@gs.mail.u-tokyo.ac.jp

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